スペースデブリ（宇宙ごみ）
中国がスペースデブリの発生抑制に資する技術を開発
こんな記事がありました。出典 ニューズウィーク日本版
スペースデブリについては以前、ブログで取り上げました。
衛星の寿命が尽きるタイミングで、凧のような薄い膜が展開され、機体を減速させることで軌道から外れ燃え尽きる仕組みのよう。これであれば、期限がきた衛星が宇宙空間に留まることは回避できますね。実現可能性は不明ですが、アイディアとしてはあっぱれなのではないでしょうか！
なお記事のタイトルには「回収に成功」とありますが、内容見るに、「回収」するわけではなさそう。タイトル名は御幣がありますね・・。
スペースデブリを取り巻く喫緊の課題は、「今、宇宙空間に存在するデブリによるリスクをどのように回避・低減するか」だと思います。今回の中国の技術はそれに資するものではありませんが、将来的なリスクを減らす、増やさないという意味では大いに意味があるものと思います。
人間の活動により、地上では海、森林、大気の汚染が進んでいます。宇宙空間への進出に伴い、宇宙空間の汚染(ゴミの拡散)も着実に進んでいると思われます。手遅れになる前に、このような技術が普及するとよいと思います。
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