ついに宇宙旅行も保険対象に!?
宇宙旅行が大衆娯楽になる時代は近い!
ちょっと驚くこんなニュースがありました。
「宇宙旅行保険」なるものが検討される世の中になりました!すごいですねえ!
一種の博打と捉えつつもVG社に投資している身として嬉しいポイントは2つです。
1. 大手「三井住友海上」が検討開始したこと
2. 宇宙旅行マーケット拡大支援への参画も表明されたこと
1. 大手保険会社が、一事業として検討開始したこと
三井住友海上は言わずとしれた大手保険会社の一つ。その会社が一つの事業として正式に表明したことの意味は大きいです。何故なら「企業としてそこに価値があると判断した」ことが伺えるからです。
私も企業勤めの人間であるため理解していますが、企業は儲けにならないことには投資をしません。ビジネスにならないものに資金、人、時間を費やすことは「無駄」でしかないからです。つまり、今回三井住友海上が参画を表明したことには、「宇宙旅行」が一つのビジネスマーケットとして成立する可能性が示唆されています。
しかも!注目すべきは、三井住友海上が「保険会社」であることです。保険会社は、銀行・証券会社と並んで、「自分たちが損をしないために最も徹底的にリサーチを行う」業界です。その意味で保険会社である三井住友海上が今回公表したことの意義は大きいと思います。
2. 宇宙旅行マーケット拡大支援を表明したこと
もう一つ注目すべきは、三井住友海上が(JAXAと共同で)自らマーケットを創り出すことを表明したことです。儲けるには「儲けられる環境を創る」のが早いです。要は今回で言えば、「保険対象である宇宙旅行そのものを普及させる」ということです。
新しいマーケットを創り出すには様々な要素がかみ合うことが重要です。宇宙旅行に関して思いつく限りでいえば、
・宇宙旅行ビジネスを企画する会社がいること
・それを可能にする技術があること
・その技術を支えるモノの安定供給を確保すること
・ビジネスを行える法制度を整えること
・ビジネスに対価を払う消費者がいること
・それらの消費者に金銭的な余裕があること
・有効なマーケティング、宣伝が行われること
つまり、宇宙旅行でいえばVG社が単独で努力をしても実現可能性は低い/時間を要するのです。但し、社会や人々の活動に影響力を持つ企業や団体が味方に付けば、世の中は一気にそちらに流れます。というか、無意識のうちに誘導されるのです。最近のSDGsなんかその典型ですね。(←決して、私自身は環境保護を軽視しているわけではないです。あくまでも例示です。)
保険会社は特にそういった「誘導」が得意な企業です。例えば生命保険は、言い方は悪いですが、あらゆるデータを見せて人々の不安をあおり金儲けをするのです。笑
逆にいえば、「不安」ではなく「期待」を抱かせることで人々を誘導することもお手のものでしょう。今回私は、むしろ後者の側面から宇宙旅行の普及を後押しする企業が増えることを期待しています。
記事からの抜粋です。期待が大きく膨らむ内容ですね。
・現在、宇宙旅行を目的とした保険はまだ本格的に運用されていません。その理由は、宇宙旅行者が少なかったことに他なりません。
・今、必要とされている「宇宙旅行保険」を創出・普及させることで、宇宙旅行に安心を加え、人類の経済圏の拡大に貢献します。
ちなみに、JAXAと三井住友海上の今回の表明を一種のアピールに過ぎないと評価することもありえます。(再び例にあげますが、)突然企業がこぞってSDGsをアピールするようになったことが脳裏に浮かびます。ただ、私は、今回の内容はれっきとした「企業の投資方針の表明」と捉えます。何故なら、私は「近いうちに宇宙旅行が一種のマーケットとして確立する」と信じるに足る、様々な確証があるからです。近いうちに必ず、宇宙旅行が大衆娯楽として普及するでしょう。少なくとも、大手ゼネコン/〇〇組の「宇宙エレベーター」よりかは先に実現するのではないでしょうか?笑
福澤諭吉が「保険制度」を日本国内で紹介した時、すぐには理解されなかったといいます(昔そう習ったような気がします笑)。でも、今の時代、保険は当たり前の制度となりました。当時は「保険制度そのものへの不理解」という意味で今回とは視点が異なりますが、「宇宙旅行保険」も次第に普及するのではないでしょうか。そのうちクレジットカードの付帯保険になったりして・・笑
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