cgmkの気ままにブログ

20代都内勤務サラリーマンが気ままに書くブログです

ジム・ロジャーズ「米ドルは安全な通貨ではない」

次の覇権国は中国?

 こんな記事がありました。ジム・ロジャーズのインタビュー記事は定期的に紹介されます。自分の考えを纏めるいいきっかけを与えてくれます。

www.msn.com

 「次の覇権国は中国である」と紹介されていますが、私はそうは思いません。正確にいえば、「経済的には世界トップの国になるかもしれないが、パワーバランス的に中国がトップになることはない」と思います。

 中国の人口・市場規模に鑑みれば、中国が経済的にはトップに立つ可能性は否定できません。一方で、共産党独裁体制が続く限り、閉鎖的かつ私権制限的な側面はぬぐいきれません。仮に中国に経済的優位性をとられたとしても、欧米諸国が”覇権”を渡すことはないでしょう。

 願わくば日本も欧米諸国側にいてほしいですが、経済的優位性を矛に中国に乗っ取られているかもしれませんね。”共産主義への防波堤”として、米国が日本を見捨てることはないと思いはしますが。

ドル建て資産は危ないのか?

 記事の本旨であるドル建て資産の安全性に話を戻します。

 結論、私は米ドルで資産をもつことに全く不安はありません。それは、アメリカの崩壊=全世界の崩壊だと考えるからです。

 勿論、記事の通り、今後中国元の価値は相対的に高まることは予想されます。が、中国元が安全かと問えば、それは全く別の話。上記の通り、中国の政治体制を踏まえるに、資本主義でいう「安全性」は全く担保されないからです。

 私は米ドルが一番安全な資産であることに確信を持っています。以前のブログ記事でも触れましたが、そう考えるが故に、私は資産ポートフォリオを米ドル7割:日本円3割で保つことを志向し、毎月、給与(日本円)を米国株(米ドル)へ移管しています。

 個人的には「アメリカの底力は偉大」だと思っています。実際に米国にいた時の経験で、一人一人のバイタリティがずば抜けているなと感じました。「成功は自らの努力で掴むもの」という意識が強く、主体性を持った人が多かったです。一人ひとりのそういった姿勢がアメリカ合衆国という強大な国を作ったんだとつくづく実感しました。

 とはいえ記事にある通り、「変化」には気を付けたいですね。特にコロナやウクライナ戦争等を経て世界のパワーバランスが変化していることは事実と思いますので、自分なりの考えを養っていきたいと思います。

 

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